八生 ( YaYoi )

 

[PROFILE]  [LIVE]  [SNS] 


 ■PROFILE■

 

高知県出身、高知県在住のシンガーソングライター。
修羅場からコロッケまで独特なシニカルさと孤独に満ちた優しさを歌う。その声は乱反射するガラス細工の様に繊細であり、時に硬質なシャウトをも見せる変幻自在さを持つ。

名前の由来は三月(弥生)生まれであることから。3歳の頃から歌うことがなにより好きで、当時は森山直太朗の「さくら」と「どんぐりころころ」をひたすら歌っていたそうである。

小1の時に映画のテーマソングだったYUIの”LOVE&TRUTH”に衝撃を受け、高知のイオンにあったタワレコでCDを買ってもらい、これまたひたすらに聴いて歌っていたらしい。最初に作ったオリジナルは6年生の時。タイトルは「餃子食べたいのうた」。

ギターにも憧れを持ったが、本物のギターを手にしたのは中2の頃。親戚の僧侶のお兄さんがヤマハのアコースティック・ギターをくれたのが始まり。
父がボウイのコピーバンドをやっていたこともあり教えてもらっていたが、父のパートはボーカルだったので、あまりよく分からなかったとのこと。

高校に入ってから本格的にオリジナルを作り始める。最初は前向きでキラキラした曲を作っていたが、市内の高校に進学したため地元の友達が一人もおらず、段々と陰キャになっていく。
その頃から日記を付け始め、その中で吐き出していた暗い気持ちが歌になっていった。歌を書くことが逃げ場になっていたそうである。そしてそれは3年間で50曲を越えた。

それ以外に自分に秀でたものは無いと思い込み、高校生活でのコンプレックスとヒエラルキーに潰されていた。そして書き上がった妬み嫉み僻みのオンパレード、八生の持つ歌の生々しさはこの時期に培われたものである。

高校卒業後は様々な仕事を経験しつつ、インスタのストーリー等にオリジナル曲を載せるようになり、高知市内のライブハウスでも演奏を始める。
その活動と楽曲の個性が認められ SANUKI ROCK COLOSSEUM 2024に出演し、多くの観客が見守る中素晴らしいパフォーマンスを披露してみせた。
そのことがきっかけとなり異例のスピードで MONSTER baSH 2024への出演が決定。

自分のテーマは「みんなが隠したがる様なことを歌いたい」。こんなこと書かん方がいいのは分かっているが、よい子ではいない方が自分には似合っている。嫌われるかもと思いながらも、どちらも自分なので嘘はつけない。自分自身に全く自信が無いので、すべて歌に託して行きたいと思う。その結果好きになってくれる人がいたらいいな、ありがたいな。と本人は言っている。

負の部分を歌うアーティストは多い。だが八生の持つ独特なシニカルさや生々しさは、地元に居続けながら自分の小さい世界を描き続けているからこそである。
それは今しか出来ないことであるし、また同じように地方で生きている同世代の心に響く言葉たちであるはず。始まったばかりの彼女の「うた」の世界に世の中が気づくのもそう遠くはない。

 

 

 

[TOP]


■SNS■

  

[TOP]

 


(C) Copyright 2024 DUKE Corporation. All rights reserved.