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NEWS PRESS ー 新着情報 ー

稲川淳二 インタビュー!

DOMO PRESS

2018/07/02

稲川淳二----interview①

昨年25周年、70歳は古希にして最高本数のツアーを成功させ、今年も四国4県での開催が決定!しかも、また…2018年ツアーでは最高本数を更新するとか。稲川さんのパワーたるやお話を伺っても毎回頭が下がります。もはや夏の風物詩となったこの稲川怪談、故郷で待つお爺の元へ里帰りするような感覚でぜひ体感頂きたい。
interview■aco yamazaki
 
 
★STAGE
8/30 (木徳島club GRINDHOUSE ※SOLD OUT!!
8/31 (高知県立県民文化ホール グリーンホール SOLD OUT!!
9/01 (松山市民会館・中ホール 
9/23 (香川県教育会館 ミューズホール
 

 
■今年もミステリーナイトツアーが決定致しまして、四国は昨年同様4県で開催されます!
「いやぁほんとにね、ありがたいですね。今日は何でも自供致しますので(笑)」

■昨年は25周年『古希』という事で、稲川さん自身にとってもアニバーサリーイヤーとなりました
「もうね、てんやわんやで忙しく日々過ぎて行きましたよ〜。本当に沢山の方にお越し頂いて、楽しんでもらってね。もちろん凄く嬉しいのは嬉しいんですよ。ただね、やっぱりいい話にまとめるには、それなりにそういう状況も必要でしてね、なんだか慌ただしく過ぎてっちゃったもんだから…。まぁ怪談なんてものはお祭りや縁日みたいなもんだから、それはそれでいいんでしょうけど。今年はもう少しじっくりといきたいなとは思っているんですよ。それにしては少し時間が足りていないんですけどね。だから今も移動しながらいくつか制作中のお話も持って来ていましてね…」

■移動しながらも怪談を制作されていると?!
「ええ。お話の形はあるんだけども、人間って自分の置き場所が変わってくると、アングルも変わってくるんですよね。だからどれが一番話しとして見やすいかな?聞きやすいかな?と考えているんですよね。意外とね、ホテルでふっと時間ができたりした時にいい回転をし始めたりするんですよ。同じものでもこういう角度から見た方が面白いってあるでしょ?それはねやっぱり落ち着いてないと出来ないんですよねぇ。だから逆に出かけている時の方が落ち着くんですよね」

■家よりもですか?
「家なんか居ると落ち着かないですよ!家だと目が開いちゃってあれこれしちゃうんだけど、皆さんと一緒に居ると遅刻する事もないしさ(笑)」

■なるほど。今年のお話の傾向としてはどんな感じなんでしょうか?
「毎回新作を披露させて頂いているんですけど、昨年は25周年ということもあって、少し懐かしいのも入れさせて頂いて…傾向というと難しいんだけども、不思議なんだな、出来上がってきたものをこれとこれをしてこれを止めてってやってくと、段々と今年の輪郭が見えてくるというかな。今年は何となくだけども話に落差があるというか。怖いような、可笑しいような…それでいてふっと気が付くとゾクっとするような。大体怖い話っていうのは段々と怖い怖いってなってきてうぉ〜っていう感じで終わるんだけどもね。そういう感じよりももっと落差があるっていうかな。何本かあるお話も凄く個性があって、状況が違うから面白いかもしれないですね。それが上手くいくかどうかっていうのが残りの時にかかっているんですよね。特に本番1週間前くらいまで来るとうんと状況が変わりますよね。いろんな奴が来て、こうやって、こうやってって教えてくれますからねぇ、えぇ、夜なんかは特に…」

■え゛〜いろんな奴って?!〜〜怖いんですけど!!
「これ、本当にそういう事が起きるんですよね。お話が出来上がって一通り見てみると何か変だ、何か見えてないっていう事があって、そういう時は整理するんですよね。何年にこういう事があったんだとか、これは入れとかないといけないなとか、これを入れちゃうと事件になっちゃうから怪談とは違ってくるし、何かいいアイディアないかなぁと思っているうちに、じーっと文字を見てると寝ちゃうんですよねぇ(笑)で、ふっと気がついて、あれ?さっき寝ちゃってたなと…で、見ると汚〜い字で話が書かれてあるんですよね。あ、さっき寝ながら書いていたのかと。でもよく見たらその字は自分の字じゃないんですよねぇ〜」
一同「ひぇぇぇーーー!」
「こんな事何で思い出したんだろう?とか、こんな事何で書けたんだろう?みたいなね。そういう時はノッてきますよ!!多分あれは、私が書いたんじゃないなぁ〜(笑)」
一同「うぉぉぉぉ」
「スガシカオさんも仰ってましたけど、稲川さん僕もそうです!って。いい曲だなぁと思った時って、あれ?何で自分こんな曲書いたんだろう?何で書けたんだろう?って。結構皆さんそういう事ってあるみたい。特に怪談はね、向こうが訴えかけてくるからね。ただね、一番困っちゃうのは自分で怖さが分からなくなっちゃう事。だから昔なんかは敢えて暗い所を歩きに行ったりね。一人で。だって感覚が鈍っちゃうのが一番怖いんだもの…」

■奥が深いですね…
「うちの工房なんかはさ、田舎にありますからトトロの森みたいなのがあってね、そういう所に行ったりするんです。ここって死体が埋まってるんじゃないのかな?という感じの。ただ不思議なんだけどそういう所に行って暫くすると気持ちがす〜っと落ち着くのに、それを過ぎてくると今度沢山の視線を感じるんですよね。何かに見られてるな?って。バサバサッと鳥が飛んでく音がして段々段々今度は音が聞こえてくるんですよ。あれほど音がなかった所だったのに、音が聞こえてきたりするんですよ。不思議ですよー!中国では、霊は耳で見るものって言ったけど、まさに見てるなぁって」

■所謂感覚が研ぎ澄まされてくるという現象なんでしょうか?
「そうみたい。ですから本番前なんかは特にそんな感覚になってきますよね。だから本当は10日くらいかかってまとめるところを、ほんの僅かな時間でどんどん組み合わせが変わったりね。不思議ですよね〜。でもとにかく夢中なもんだからやるわけですよ。そしたらほら、これ、手の指が裂けてきちゃうんです…」

■え?!ほんとだ、凄く痛そうです…
「そうなんですよ。これがどうやっても痛くてね、困ってるんです。見て、ほら、縦に3つに裂けてるんですよ…」

■それはお話を執筆されている時に切れるんですか?
「どうなんだろ?分かんない。祟りかなんかなのかなぁ〜(笑)」

■えぇぇぇぇぇっ!
「大学病院やら皮膚科やらで診てもらったけど、これはこうだからこうなったという明確な答えはなかったなぁ」

■原因不明という…
「んー。早い話しが皆ね、しもやけだとかアカギレとかにしか思ってないんだけども、そんな寒い時期じゃないんだからそれは無いですよ。突然なったんだから…」

■もうこの時点で大分怪談なんですが…
「私ね、やたら故障するんだけどやっぱりきっかけが無いんですよ。突然。膝をやっちゃったりだとか。何かあるのかなぁ〜もしかしたら。来てくれるなっていうような…んーふふふふふ」
 
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