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NEWS PRESS ー 新着情報 ー

四星球シンガー北島康雄コラム【ライブ泥棒で逮捕】vol.39

ARTIST & RELEASE 情報

2017/07/10

 
◎6月9日。ロックの日と呼ばれるこの日、毎年全国各地のライブハウスではこの日にちなんだイベントが開催されるのですが、今年の6月9日は定休日にしているライブハウスが多かったようです。東京都内では、せっかくイベントを企画しても出演バンドがなかなか集まらないという状況だったようで、それらの要因は正に全てこの日の武道館にありました。

Theピーズ『30周年日本武道館』SOLD OUT、そりゃあ、みんな観たいですよね。ピーズを大好きな人たちだけで1つの空間が出来上がっている、幸せな時間でした。
今回のコラム、最大の敬意を込めて、「ライブの内容には触れない」というのを選択します。ピーズ初の日本武道館というのを抜きにしても最高のライブ、30周年というのを抜きにしても最高のライブ、ですからつまりは、この30周年日本武道館を言い表わせる言葉が僕にはございません。ライブスタート前の開場中のお話だけさせてもらえば、いかに幸せな時間だったか伝わると思いますので少しだけ書かせていただきます。
日本武道館には以前フラワーカンパニーズを観に行かせてもらって以来まだ2度目なので、僕は自分の席がどこかよくわからずに館内をフラついていました。そこで声をかけくれ席がどの辺りかなのか教えてくださったのが、なんとSAのNAOKIさんでした!!すげー!!そして僕が逆に、迷っているのを案内させてもらったのがTOMOVSKYさん(以下トモさん)でした。トモさんはピーズはるさんの双子の弟さんで、そんなトモさんの席は僕の2列斜め前。つまりは僕は、トモさんの背中越しにピーズの日本武道館ライブを観せてもらったのでした。更にその前の前には、ピーズを知るきっかけになった番組をやられていた田村亮さん。亮さん越しの『底なし』は一生の宝です。
コラムを書いていたら変なテンションになってきたので、僕のTheピーズの大好きな曲を3曲挙げます!!3曲か~、絞れるかなぁ、難しいなぁ。『日が暮れても彼女と歩いてた』は入ってくると思うんすよね。『線香花火大会』もヤバい。武道館以降『好きなコはできた』もめっちゃ聴いてるしなぁ。『実験4号』、『鉄道6号』、『バカになったのに』、『クズんなってGO』決めれるかー!!決めんでええやろう!!

失礼を承知で書きますが、はるさんもトモさんも天才で、双子だから1人が天才ならもう1人も天才だよな、なんて思っちゃいますが、そういうのじゃなくて、決勝戦にこの2人が勝ち抜いてきた感じがあるんですよね。はるさんの歌詞は、それまでの日本語とロックの親和性に新しい発明をもたらしたと思うんです。それまでにあった日本のロックの歌詞って、日本語を英語に馴染ませるとか、日本語を英語っぽく歌うとか、言わば日本語と英語の親和性であって、それがまた気持ち良く最高なものだったんだと思うんです。
そこをはるさんは、完全に日本語でありながらもロックに合う言葉の並びだったり造語だったり言葉の持つ味や雰囲気だったりで、新しい日本語のロックフォーマットを作り出し、その歌詞がメロディを撫でる様に進み、メロディも歌詞を舐めるように展開する、新しい最高を作った人だと思うんです。その形をとるアーティストさんは確かに他にもいらっしゃいますが、はるさんが決勝戦にいる所以は、はるさん語であったとしてもその風景その哲学がしっかり届くところにあると思います。
日本武道館にいた全員が、『クズんなってGO』の「うすべったい じいさん」を思い浮かべることができたんですから。

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