1. DUKEオフィシャル
  2. >
  3. NEWS PRESS
  4. >
  5. NEWS PRESS 記事詳細

よくあるご質問

NEWS PRESS ー 新着情報 ー

【KREVA】インタビュー!

DOMO PRESS

2020/03/03

KREVA interview

2019年、ソロデビュー15周年に突入したKREVA。記念すべき一年を盛り上げるべく、ニュー・ベストアルバム『成長の記録~全曲バンドで録り直し~』、オリジナルアルバムAFTERMIXTAPE』を含む異例の9カ月連続リリースや日本武道館でのワンマンライブ開催など、今まで以上に精力的な活動を見せている。今回はそんな彼に、アニバーサリーイヤーの活動を振り返ってもらいつつ、3月に開催される高松ライブへの意気込みを聞いた。
text&photo■Tomomi Murakami
 

NEW BEST ALBUM『成長の記録~全曲バンドで録り直し~』NOW ON SALE
NEW ALBUMAFTERMIXTAPENOW ON SALE
NEW LIVE Blue-ray&DVDNEW BEST ALBUM LIVE -成長の記録- at 日本武道館』NOW ON SALE
LIVE! 3/28(土)サンポートホール高松・大ホール

 
「毎月何かしらのリリースを楽しみに待っていたら、15周年になっていたというのをやりたかったんです。だけどファンの方が長く楽しめることばかりを考えて、自分の大変さを計算していなかった」と笑うKREVA。ソロデビュー15周年の節目を盛り上げる企画のひとつが、ニュー・ベストアルバム『成長の記録~全曲バンドで録り直し~』、そしてオリジナルアルバム『AFTERMIXTAPE』を含む異例の9カ月連続リリース。『成長の記録~全曲バンドで録り直し~』は、この15年間で発表した楽曲を、近年のライブの定番スタイルとなっているバンドスタイルで再録音したもの。この15年間、KREVAにはどんな変化があったのだろうか。
「責任感がアップしたと思います。サウンドにも、言葉にも。色々なことを考えてチョイスできるようになってきた。初期のころは、もちろんこだわっていた部分もあったんですけど、ノリ重視だったところが多かった。知らないことが多すぎたなって気がしています。たとえば以前は、バンドとリハーサルをしていて『こうしたい』って要望を伝える方法すらわからなかったけれど、今は伝えられるようになっている。バンドの人たちからすると、楽譜で会話することは本当に初歩中の初歩かもしれないけれど、俺にとっては、ひとつの大きな成長ですね」
15年間を総括するベストアルバムに対し、オリジナルアルバム『AFTERMIXTAPE』は、かつてラップ界隈でメジャーだった「ミックステープ」という手法を用い、アルバムを通して一貫したテーマを設けるのではなく、KREVAがそのときにやりたかったことを無邪気に詰め込んだ、遊び心あふれる一枚に仕上がった。
「この作品はとにかく楽しく作って、最後にうまく調整してまとめられればいいなと思っていました。まさにアフターミックスすればいいかなって。ただ、トータルで30分というのは目指していました。今のこの動画全盛の時代に、音楽をひとまとまりで聴くとしたら、30分くらいがちょうどいいんじゃないかなっていう考えですね」
この作品の中で特に印象に残るのが『S.O.Sが出る前に』という曲。世の中には、リスナーを「がんばれ、がんばれ!」と励ますがんばれソングがたくさん存在しているが、この曲は真逆の“がんばらなくていいよソング”。サビで繰り返される「頑張ってると思うよ」というリリックは、一人ひとりの顔を見ながら背中を押す、KREVAの姿勢をそのまま映している。
「『がんばれ、がんばれ!』って言われてやるよりも、『かんばっているね』って現状を讃えてもらえた方が、自発的にもうひとがんばりできるんじゃないかと思うんですよ。リリックを作るときは、そうやって一人ひとりに言葉を届ける気持ちで作っています。あまり広い範囲に向けすぎると、自分の気持ちが薄まってしまうのではないかと思っているので。たとえば自分が漁師だとして、『日本中の人、この網にかかれー!』って網を投げたとしたら、その網って網目が広いから、ガサッとしか魚が獲れない。だけど自分がやりたいのは、自分の気持ちの大きさのままの網目を投げて、そこにしっかりと一人ひとりを捕まえるイメージ。自分の言葉の純度を下げたくないんですよね。そうなってくると自分から出てくるのは、『みんながんばれ』って言葉ではなかったんです」
KREVA15年間もリスナーから支持されているのは、リスナーと真摯に向き合い、寄り添っているからこそ。そんな彼をダイレクトに感じられるライブが、328()サンポートホール高松・大ホールで決定している。実は昨年、このツアーのライブハウス編が開催されていたのだが、かなりの手ごたえを感じたという。
「今まで以上にしっかりと準備をして、ライブに挑むようになったんです。そろえておくべきものを完璧な状態にそろえて、そこにライブの要素を加える。ライブって、会場に行って演奏すれば、なんとか出来るんですよ。だけど、どういう風に曲を終えて、次どんなタイミングで入るかっていうのを、正解が出るまでメンバー全員でとことん練習する。そこはノリでごまかさずに徹底的にやっています。ミックステープの話にもつながるんですけど、ラップは他のジャンルの音楽よりも、DJがミックスしてつなげた感覚が残っているから。だから曲順だったり、曲と曲のつながりだったり、それをすごく大事にしています。曲の余韻があるのか、ないのか。そのままノッていくのか、一回崩すのか。曲調だけではなく、言葉のつながりも大切にしながら、みんなが意識せずとも気持ちよくなることを目指してやっています」
ライブは、ベストアルバムと『AFTERMIXTAPE』のふたつを合わせたような内容となり、聴きたい曲が聴けて、新しいものも観られる、そんな満足感いっぱいのライブになりそうだ。ところで、KREVAのソロデビュー曲「音色」は、当時のKREVAと音楽との関係性をリリックにしたためた曲であったが、15年が経った今、彼と音楽との関係性に何か変化はあるのだろうか。
「相変わらず好きって感じです。形は違えど、好きな気持ちは変わらないですね。だから〈音色〉を歌っていて、フィットしないなってことはないです。歌わなかったこともないし、ちょっと歌うのをやめておこうかなってことも全然ない。歌わない方が不自然というか。この間ライブのリハーサルで〈音色〉を演奏していたときに、ベースのかんちゃん(:大神田智彦)が『今、〈音色〉が史上最高を迎えた……』って言ってて。まあ、彼はいつもそう言っているんですけど()、すごくいい話だと思って。いまだそのときどきで最高潮を出しているって、本当に素晴らしいことだと思うんです。高松でも、高松でしか鳴らせない最高潮の〈音色〉を鳴らしたいと思います」
 
 
-------------- END --------------

よくあるご質問