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【イリュージョニスト HARA】 インタビュー!

DOMO PRESS

2020/02/18

イリュージョニスト
HARA interview
ラスベガスのマジック世界大会で日本人として初のグランプリを受賞し、世界を駆け回るHARA。各国で喝采を浴び、新時代のイリュージョニストとして活躍する彼の魅力は、何と言っても観客全員が参加型というステージにある。不思議や奇跡を共に体感すること=ステージに込められたストーリーや、ファンタジーに没入することで観た人全てが笑顔になる。そこには不可能が可能になるという力強いメッセージがあるのかもしれない。今までのマジックショーにはない“感動”をぜひ体感して欲しい。
textaco yamazaki

★STAGE★
HARA イリュージョンマジックショー
Japan tour 2020「inspiration」
2/24 (月)17:30開演
サンポートホール高松・大ホール
スペシャルゲスト:フィリップ・エマール

●一括りに“マジック”や“イリュージョン”と言われて皆さんはどんなものを想像するだろうか?何となく眼の前にあったものが消えたり、現れたり、現実的ではないことが起きる…?筆者には到底その程度の稚拙なイメージしかできない。その想像もつかないことを言葉で説明するのはもっと難しいと頭を抱えるのだが、HARAの話を伺っているとそんなことは置いておいて、とにかくステージを観てみたい!とワクワクする。
「練習さえすれば誰でも出来るのがマジックなんです。不器用な人の方が一生懸命練習するから結果的に出来るようになる。僕がまさにそうでした(笑)僕のステージではラスベガスでしか観られないような超ド級の大迫力イリュージョンから始まり、観客全員が参加出来るような…観に来てくれたお客様の手の中で奇跡が起こるようなマジックもありますし、お子様とファミリーで楽しめるマジック教室なんかもあるので来て頂けたらマジシャンにもなれるという(笑)」
サラリと世界標準の話をにこやかに語るHARAだが、そもそも世界を股にかけるイリュージョニストはどのように誕生したのか?
「生まれ育った所が世界遺産でもある熊野古道の近くで、所謂秘境ですね(笑)山奥で外灯もないような所なので遊びはいつも日が暮れるまで森の中でした。滝壺で泳いだり、釣りしたり、野生の鹿と遭遇したり(笑)。5歳位の頃ですかね?東京へ家族で旅行した時に井の頭公園でピエロがマジックをしていたんです。シャボン玉がガラス玉に変わるというマジック。凄く不思議で感動して…それがこの世界に入るきっかけですかね」
まさにそれは自分にとっての魔法だった。そこからとにかくマジックに憧れて、自分の中で仕掛けを考えたり、真似をしたりと試行錯誤を繰り返し努力してきた。特にその育った環境というのは現在のHARAにとっても大きな影響を及ぼしているようだが…
「僕がもし都会で生まれていたら、マジシャンにはなってなかったと思います。もちろんTVはありましたけど、本当に秘境だったので両親も自分が欲しいものは自分で作れという精神でした。誕生日にプレゼントされた木刀で木を削ってミニカーを作ったり。それだと動かないから磁石を付けて磁石ンカーっていうのを生み出したり(笑)その延長上でマジックに使う道具が手に入らない場合は自分で作るという姿勢が定着して、それが僕の土台にもなっているのだと思います」
アイディアもマジックの仕掛けも全て自分で生み出すというHARAイリュージョンの原点はまさにそこから。周りにモノが無い=ならば生み出せばいい!と、着実に努力を重ね19歳の時アメリカ・ラスベガスで行われた世界ジュニア大会「World Magic Seminar Teens Contest」で、日本人初のグランプリを獲得、一躍スターとなった。挫折とは無縁?とも思えるが…。
「実は17歳の時にもアメリカの大会に挑戦したんですが惨敗しまして。周りは背の高い舞台映えする外国人ばかり、僕はそんなに背も高くないし、日本人だし…その時とにかく悔しくて、どうしたら自分を鮮やかに表現できるか?というのを試行錯誤したんです。それが世界が観てかっこいいと思うジャパニズム=【和】だったんです」
そこから音楽についても衣裳についても、徹底的に魅せ方に拘った。世界で通用するためには自分のアイデンティティがないと勝負できない。その時の教訓が今のHARAのステージの根底にある。
「世界を相手にしている人は皆自分の国に誇りを持っているし、僕も世界を渡り歩くようになって、日本の素晴らしさに気付くようになったし、日本を背負って旅をしているという感覚もあります。そういうところでもステージには和を意識するようになりました」
そこからはとにかく快進撃を続けるHARAだが、世界を跨ぎ、月に5〜6カ国を渡り歩くという生活。目的地に着いてもそのまま会場へ行ってリハーサル、そしてまた次の場所へ。さすがに厳しいと感じることはなかったのだろうか?
「アフリカへ行った直後にシンガポールとか…身体的にその生活がしんどいなと感じる状況はありましたね。空港に着く度に泣いてました(笑)自分がどこにいるかも分からない。さすがにしんどくて辞めようかなと。そんな時ホテルでたまたま付けたテレビのニュースには隅田川浪五郎さん(日本人で初めてパスポートを取得した人)が取り上げられていて。実は彼がマジシャンであり、和紙で作った蝶のイリュージョンで160年前に世界を熱狂させたという話を知ったんです。僕もしんどいと思っていたけど、浪五郎さんは今の僕よりももっと過酷な環境(テレビやスマホもない、飛行機もない)で人を楽しませる為に異国へ行っていたんですよね。下手したら途中で帰って来られなくなったかもしれないし、命を落とす危険だってあったはず。でも彼は紙と扇子だけで2匹の蝶の人生をイリュージョンで表現し、多くの人を笑顔にしたんです。とにかく感銘を受けました。お前ももっとやれるだろ?!と言われているようで、自分ももっとパフォーマンスやイリュージョンを突き詰めてみようと…」
何と今ツアーでは、その隅田川浪五郎さんにインスパイアされた紙の蝶を使ったイリュージョンが披露される予定。160年の時を経て、現代版としてアレンジされるステージには、きっと時代を超えたロマンも含め胸が熱くなるだろう。
「これは現代の僕にしかできないものだと思っています。昨年の情熱大陸でも完成するまで密着されていて、今回のツアーの目玉でもあります。日本ではまだマジックのイメージが世界とは違っていて、マジシャンはどうだ!このタネは見破れないだろうっていう感覚で観せているし、お客さんも見破ってやろうっていう感覚で腕組みしてステージを観ている。でも僕のステージを観て頂いたらそのマジックやイリュージョンに対する概念やイメージは絶対変わると思うので!やはり生で観て頂いて、こんなに楽しいものなんだっていうのを体感して頂きたいです。僕のショーはただ奇跡や不思議を体感できるっていうのではなく、ストーリーがあるので夢の時間に没入して頂けると思います。タネとか仕掛けがどうなっているのか?っていうのは忘れてしまうくらい入り込めると思いますよ」
世界およそ30ヵ国を旅して来た中で、その土地土地で得たインスピレーションを元にマジックの作品を作ってきたHARA。その集大成が詰まっている本公演は、幻想的な夢の世界への旅とも言えるだろう。
 
 
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