「チャコフィル、2007年7月をもって解散!!」

数々の野外ライヴや、全国ツアーなどでその実力の高さを見せ付けてきたポップロックの先駆者・CHARCOAL FILTERが、今年7月をもって解散することを発表した。1996年に結成、1999年にメジャーデビューを果たし、結成以来約11年間にわたり、多くの楽曲を世に送り出して来た彼ら。特にVo.&G.でフロントマンの大塚は徳島出身、同じ四国の一員として応援していただけに惜しまれる存在だ。解散の理由等についての詳細は、オフィシャルHPにて発表されているが、下記に大塚のコメントを抜粋してみた。また、今後は6月にベストアルバムのリリース、7月にはラアストツアー予定されている他、オリジナルミニアルバムも発売予定だ。




●コナが話しがあるとみんなを集めたのが始まりです。コナは近い将来バンドとしてステージに上がることを辞め、今とは別の形で音楽に関わって行きたいと言いました。俺はコナの作曲やプロデュースなど才能をかなり高く評価しているので、正直その道はコナにとっての天職だと思い、わかった応援するよ!と言いました。ただバンドを続けながらコナの望む活動をする事も可能だという話しにもなり、そこから何度か話し合いを重ねコナの気持ちは固まっていき最終的に脱退するという結論を出しました。最初にコナが辞めたいと話した日から、俺の中にはひとつの想いがありました。俺の中で『Everything you know is wrong』というアルバムは11年間の活動の中で最高傑作であり、三人でチャコールフィルターを続けるにしろ解散するにしろ今の最高な状態の四人で、もう一枚はアルバムを作りたいという想いです。それにはメンバーも全員賛成してくれました。俺はチャコールフィルターは一人抜けたら解散する、と常々公言していて、そう思っています。しかしオートマティックに、じゃあ解散ね!というには余りに長い時間を過ごして来たし、ファンやスタッフの存在も大きい、それに高野と安井の気持ちもあります。チャコールフィルターを続けるのか解散するのか。結論を出す期限を決め考えることにしました。今年に入りライブをやる度に気持ちも揺れました。しかし、ライブが気持ち良いほど四人でやる事の意味を感じます。やはりこの四人でなければチャコールフィルターとは言えない。自分の結論は出ました。そして高野、安井と改めて話し合い解散するという結論に至りました。今、曲を作っています。ベストアルバム、そしてラストアルバムを出します。「Brand-New Myself」のアンサーソングを作りたいと思っています。駄目な自分を愛せはしないという青く頑な情熱は素晴らしく持ち続けたいものです。しかし、歌が思うように歌えなかった、つらく厳しい時期などを越えてきた今になって同時に駄目な自分を受け入れてしまうような別の強さもあると思うようになりました。そんな気持ちを歌にしたいのです。七月にはツアーをやります。これは今までついて来てくれたファンのみんなにもう一度会いに行き、直接感謝を伝えたいと言う想いです。そしてチャコールフィルターというバンドを見せつけたい。今までで最高のライブをして終わりたい。そして言わせたい。「あーもったいねー」、と。ファンのみんな、関係者、スタッフ、そしてメンバーに感謝します。 最高のライブで会いましょう!


LIVE!
7/17(火)徳島ジッターバグ


★BEST AL「The Best history of CHARCOAL FILTER」 6/13 ON SALE!
★CHARCOAL FILTER最後のオリジナルアルバム7/25 ON SALE!
完全オリジナル楽曲6曲収録。各メンバーが、自分たちのCHARCOAL FILTERを想い、それぞれ作詞作曲、編曲を手がける4曲とバンドで作る最後の楽曲を収録予定。