LIVE BEE LOUD vol.1
傲音プログレッシヴ(対バンシリーズ)

5/16(火)高松DIME

現在、若手注目度No.1の沖縄出身ハードポップバンド、“ハイカラ”。男女ツインヴォーカルに絡み合うハードでへヴィーなサウンド、その中にあってくっきりと浮かび上がるような普遍的なメロディは、他に類を見ない彼らの武器。更なる飛躍が期待される今年は、4/5に2ndアルバム『傲音プログレッシヴ』のリリースが決定、5月には初の四国でのライブも控える。キャンペーンにて訪れたVo.ユウスケとマーキーに話を聞いた。

interview●aco nagata

「ハイカラっていうバンドの形が今は明確に見えてきているんで、自信を持って楽曲を鳴らしていけるという感じですね」(ユウスケ)


●「沖縄って山が少なくって、平地が多いんです!!でも四国は山が多くて壮大、緑豊かですよね。いいなぁ〜って思いました!」(Vo.マーキー) 「こちらのラジオを聴いていたんですけど、流れてくるCMとかが、いい感じの田舎感が出てて(笑)、沖縄と似てるな〜って!!凄く親近感が湧きました!いですね!四国!」(Vo.ユウスケ) ゆたりとした空気が漂う和やかムード、優しい表情で会話をする二人のイメージは、それこそライブや音源で見せるシャープなイメージとは全く違う。お互いの間を読みながら、ユウスケはマーキーを気遣い、またマーキーもユウスケを立てる。HIGH and MIGHTY COLOR(以下ハイカラ)というグループのチームワークの良さが、開始早々伝わってきた高松キャンペーン。元々“女優”という子供の頃からの夢を目指していたマーキーと、ハイカラの前進バンドであった『アンチノブナガ』(are…ユウスケ/MEG/SASSY/mACKAz)が出会ったのは今から3年前のこと。丁度バンドとしての新しいスタイルを模索していた時期に、同じ事務所に所属していたマーキーという抜群の歌唱力とポップ感を持ち合わせたヴォーカリストに出会った事に始まる…。お互いの音楽性に共鳴し合い、人間性にも惹かれ合ったメンバー達…一転新たなバンドを結成することを決意するのに、そう時間はかからなかったよう。「自分が今まで触れた事のない音楽だったんですよ。凄くヘビーで、ラウドで…。なのに、カッコイイ!!ってすんなり受け入れることができたんです。不思議ですよね(笑)」(マーキー) 元々歌う事は大好きだったという彼女、紅一点という環境や新しい世界への不安などもあったようだが、それ以上にこのバンドでやっていく!という大きな期待と喜びの方が強かったのだという。「『アンチノブナガ』は元々ハードコアやハードロック、メタルっぽい洋楽のコピーとかをやっていたバンドで、もちろんオリジナルとかもデス声満載!(笑)な感じではありました。でもバンドとして歌を届けていく、伝えていきたいという意味では、もっと普遍的なポップ性やメロディーを求めていたというか…試行錯誤をしていましたね」(ユウスケ) そんな時期に出会うべくして出会ったった6人、これが運命的なものであったことは言うまでもない。 こうしてへヴィネスとPOPSが絶妙に絡み合うツインヴォーカルを武器に、全く新しい音楽性を生み出したハイカラは、瞬く間にトップアーティストへと躍進。今ではオリコンチャートの上位を争うほどに。その勢いは衰えるところ知らず!今年に入って1/11には6thシングル『一輪の花』を、そして4/5には早くも2ndアルバム『傲音プログレッシヴ』のリリースが決定している。初期の頃の作品に比べ、確固たる自信と確実な成長を感じる事ができる本作は、ハイカラの代名詞とも言える楽曲ばかり。「1枚目のシングル『PRIDE』を出した頃は、まだまだ探り・探りな部分があって、どんな風に、どうやれば自分たちの持っている良さが表現できるのかな?っていうのはありました。でもやっていくうちに、へヴィーでポップな部分が自分たちの核になっていくんだろうなっていうのが見えてきて…」(マーキー) 「そうだね。ハイカラっていう形が今は明確に見えてきているんで、自信を持って楽曲を鳴らしていけるという感じですね」(ユウスケ)  そんな自信を持てるのも、きっと積み重ねてきたこの1年の充実した日々があったからこそ。「こんなにも密度の濃い充実した期間を過ごしたのは、今までで初めての経験でした(笑) そんな中でも、自分たちが感じてきたことを、自分たちのフィルターを通して楽曲に表現してこれた事っていうのは凄く大きな事だったように思います」(マーキー) その瞬間の空気感みたいなものを真空パックしたような14曲の楽曲たちは、私たちに新しい驚きと感動を与えてくれるだろう。また、秀逸なのはアルバムタイトルにもある“傲音”という造語。実はコレ、今のハイカラを髣髴させるトリプルミーニングでもあるのだ。「突き進むという意味でのgo on!、轟く音のゴウオン、そしてハイカラの音=傲慢な音、で傲音という意味合いを持たせました。プログレッシヴにも前進的な意味合いがありますし、凄くいいタイトルになったなって」(ユウスケ) 前進的な=新しい試みも盛り込まれた2ndアルバム、マーキーのヴォーカリストとしての成長や、サウンド面での巧みなプレイなども含め、一皮剥けたハイカラサウンドを堪能できる作品に仕上がっている。さてこの作品を引っ提げ、四国では初となる対バンツアーも決定!!「対バンっていうのも初の試みだし、四国でのライブも初めての事なので、凄く楽しみですね。見に来てくれた人達も、他のアーティストさんの楽曲に触れる事ができるし、自分たちもいい刺激をもらえるので!」(マーキー) 「逆も然りで、対バンのアーティストさんを見に来た人達にも自分らをアピールできると思うし、色んな収穫を得られるツアーになるだろうと思います。今から凄く楽しみですね!」(ユウスケ) 力強く答えてくれた2人の言葉に、ますますライブ当日が楽しみでならない。今年はJ-ROCK界の台風の目になるであろうハイカラ、彼らの人柄も含め、今後も応援していきたいなと思わせるエネルギッシュなバンドである。


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