"湘南の太陽"POSSIBILITYが待望の2ndフル・アルバムをリリースした。この作品には等身大のメッセージがぎっしり込められ聴く人全てを勇気づけ笑顔にする力がある。さらに、湘南出身というカラーが爽快な音や歌詞の情景に色濃く出ていて、まさに"夏が呼んできた"この1枚!

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interview&photo●門屋奈緒
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前作よりも1曲1曲の役割やテーマ性をはっきりさせ、噛めば噛むほど味がでる"スルメ・チューン"な作品に仕上がりました!

●Left-Microphone:43K、Right-Microphone:EIG、Guiter:KAZU-O、Bass:SHIMADA、Drums:HAYATO。2MC+ギター+ベース+ドラムという編成で、1999年夏、全員浪人中という5人が神奈川県の藤沢にて結成。2003年春、メンバー全員無事大学を卒業し本格的に活動を始めたその年、Dragon Ashのオープニング・アクトとして全国29ヵ所を回るツアーでは、愛媛県武道館の?落としライブで5000人の観客の前で伸び伸びと歌い踊り会場を一気にヒート・アップさせた彼らの姿が記憶に鮮明だ。2004年のMONSTER baSHにも出演するなど、その後も大型ライブイベントや野外イベントに次々に出演しては各地で大好評を得て来た。インタビュー前日は松山映画祭のイベントでストリートライブを行い、詰め掛けたファンはもちろんのこと通りかかった多くの人までも巻き込み大いに盛り上がった。43K「正直そんなに人が来ると思ってなかったんですが、すごい人の集まり様に驚きました。2曲目でみんなの歓声を聞いた時はこっちまで涙が出そうになったくらい。予定してなかったアンコールも急遽飛び出して。」HAYATO「DAの時は僕らのお客さんじゃない人にいかに自分たちの存在を知らしめるか、という作業だったんだけど、昨日のライブは待っててくれた感があって嬉しかったですね。」ALのタイトルは「SHINE」、太陽が光を放つように彼らが音楽を放つ、それをキャッチしてそこから何かを得てもらえたらという思いが込められている。43K「音楽は受け手がいて始めて成立するものだと思うんです。僕らが光を届けたらレスポンスが返ってくるし、そのレスポンスが僕らにとっては光=みんなが太陽になるんです。」光を放てば反射して互いに輝き合うというシナジー効果がこのALにはあるようだ。43K「人に伝えたくって歌詞の一字一句徹底して話し合いましたね。でも音楽を抜きにしても人との触れ合いを大事にする、そういう人間になりたいと思っています。」EIG「結局は人間がやってる事で人と人とのつながりですよね。昨日のライブのように音楽を通してメッセージが伝わるというのは素晴しい事で、ものすごい楽しかったし感動したし。」SHIMADA「僕らは神奈川県の湘南という所で音楽をやってますが、そこで作った音楽がここ四国まで届いている事をすごく嬉しく思いました。またライブで来たいですね。」KAZU-O「みんなに、というよりも、ひとりひとりに話しかけるように伝えたいと思って作りました。このALは長く楽しんで聞いてもらえ、またライブにつながる作品だと思っています。噛めば噛むほど味が出る、スルメ・チューンな1枚です!」彼らの笑顔や明るさって作って出来るもんじゃないと思った。湘南育ちの彼らが生まれ持った"太陽由来"の素質。彼らの光り輝く笑顔にまたすぐに会いたくなった。

 

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