
NEWAL『ビッグブラックストア(連絡しろ)』の公開捜査により、無事ビッグ ブラック ストアより連絡あり!!…世の中をナメてるわけじゃぁありません!!トリッキーなタイトルは置いといて、ALにギッシリ詰まったこの豊かな感性と独特のセンス、しかも今回はメッセージ性も充分なものに…やっぱ彼らはタダモノではなかったのです!爽やかな笑顔を見せ、四国に上陸したGONGON(Vo.&G)のニュートラルな今に迫る!!
interview●aco nagata
●NEW AL『ビッグ ブラック ストア(連絡しろ)』
NOW ON SALE!
SG『Sector』『情熱たましい』ほか全11曲を収録。アルバムタイトル“ビッグ・ブラック・ストア”は友人の大黒屋さん(そのまま英語に)の連絡先が不明になり「連絡がほしいなぁ」と思って付けたとか。恐るべしB-DASH! |
「今回は『日本の昔の歌』っていうのと、歌詞は“頑張れ系”みたいなマイブームがありました」
―アルバムのタイトル、友人の大黒屋君の公開捜査後、連絡はコンスタントに?
「はい。お陰さまで、連絡が取れまして(笑)…3月くらいに遊ぼうという運びになっています」
―さて、作品全体のイメージは“昭和”っぽい懐かしい感じですね
「小学校っぽいイメージは何か出したいなっていうのはありましたね。特に『スーパーカーニバル』って曲はそうだと思います。以前から、ビジョンはあったんですが、今回やっとそのイメージを出せたというか。僕は小学校の頃ブルーハーツにはまってて、今の子供達もそんな風に聴いてくれたらいいかなと」
―曲は何かマイブームがあってそれにインスパイアされて?
「そうですね。今回だったら『日本の昔の歌』っていうのと、歌詞は頑張れ系みたいな」
―メッセージ性の強くなった歌詞には正直驚きました。しかも半分くらいがめちゃくちゃ語ではなく、まともな日本語になってます(笑)
「今までは邦楽を聴いててもメロディは聴いてるんですけども、意味はあんまり聴いて無くて…歌詞というものは、歌用に書かれているという感覚だったのが自然に受け止められるようになったというか。そこで励まし系の歌詞が来ると自分が元気づけられるようになってて…挑戦してみようかなと。あとメロディが出来てめちゃくちゃ語を付けた時に何か物足りない気がして、日本語も入れてみた訳なんですけど、その前にアレ?今回はどうしたんだろうと。今までハマってためちゃくちゃ語がハマらない!っていうところで葛藤もありました」
―そんな中でめちゃくちゃ語も残している訳は?
「今回のアルバムが出来た時に、通して聴いてみたら日本語が結構増えてて…で、果してこれで合ってたのかなぁ?と思いまして、間違えて日本語にたのか?進化を遂げているのか?がちょっと分からなくて、一応保険でちゃんと『ぽ』のB-DASHなんだよと(笑)」
―作詞は具体的にどんな風に進んでいったのですか?
「めちゃくちゃ語に関しては、今回はメロディが歌詞に乗って進んで行くというようなところがあったので、変化が欲しくて一番と二番の歌詞を分けたり。日本語に関してはやっぱり“言葉”として捕らえているので、めちゃくちゃ語のように言葉を音として捕らえるのとは違いましたね。でも『ユメザムライ』って曲は日本語なんですが、言葉が繋がっていないので、めちゃくちゃ語に近い感覚ではあります」
―そうやって見ると、詞(言葉)が凄く進化していってるように感じますね
「あ、はい。ちょっとずつ(笑)イモ虫が蛹になった感じで(笑)」
―次はどんな蝶に変化するのか楽しみです
「向かっていくところはポップな感じに。ただ今はちょっとアイデア作り中で。マッドカプセルなんかを参考に(笑)。ポップでヘヴィーな感じがいいかな?(笑)」
―もしかして今作の1曲目から2曲目みたいに裏切るんですか?
「あれはライブの時にじっくりギターを弾きながら演奏を楽しみたいなと思いましてインストにした訳なんですが、曲が完成した後にタイトルが出来て、ジャケットが出来て何かこうヘヴィーな感じじゃないですか?で、流したら結構重いのが来て、と思いきやそこまでで(笑)。それ以上もう重いのはないみたいな(笑)。次は曲の中でヘヴィー始まった!と思ったらポップになるみたいな。で、間奏にいったらまたヘヴィーみたいな。ってどうなるか分かんないですけど。まスピッツみたいな曲で!(笑)」
―さっきマッドカプセルって言ったじゃないですか! |