GOING UNDER GROUND
“コトバにしなかった想い”“コトバにできなかった想い”は、泣き虫な心に勇気をくれた…。 全国胸キュン党代表、GOING UNDER GROUNDが放つ超快心のNEW AL『ハートビート』が完成!! 先行SG『トワイライト』では最高に温かくて、最高に切ないストーリーを映像とのコラボで実現。 日本一ピュアな男達5人が、この秋、あなたの心に新しいリズムを刻みます! interview●aco nagata
↑左から河野丈洋、中澤寛規、松本素生
 
GOING UNDER GROUND are…
松本素生Vo&G/中澤寛規G&Vo/河野丈洋Dr/伊藤洋一Key/石原聡Ba
NEW SG『トワイライト』 NEW AL『ハートビート』 NOW ON SLE!
 

「多分これからGOINGを続けて行く上でスタンダードになったアルバムっつうか。 何かのきっかけには絶対になったアルバムだから」(松本)

―まずは“うどん部”の河野さん、香川上陸後うどんの方は?
河野丈洋:(以下K)「はい、無事に“みやたけ”で5玉ほど…ちなみにこの人は6玉…」
松本素生:(以下M)「美味しかったです(笑)」
中澤寛規:(以下N)「僕は3玉(苦笑)」

―さて、新曲『トワイライト』聴かせて頂きました!詞も曲もとても大切に作られた感じが伝わってきました。
M「そうですね、時間は凄くかかりました。というのも昨年の11月くらいから曲の構想はあって。曲が出て来そうな時に直感で、あぁこの曲はバンドにとってすげぇ大きな曲になるなって。あと“伝えたいことがある”っていうのが自分達の中であって。今までGOING UNDER GROUNDっつうのはあまりこうだよなっていうダイレクトな伝え方を音楽ではしてこなくて。で、そこで、『トワイライト』っていう曲が出来て、伝えたい事があるんだって事になった時、正直人に気持ちを伝えるのって恥ずかしいし、どういう風に伝えればいいのか分からないしで、詞の書き方も、凄く考えて考えて考えながら、メンバー達と作りました。でもそれを 5人で作れた事はとても大きな事で、そっからあぁやっぱ俺等は伝えたい事があるんだから、伝えようって。それからアルバム『ハートビート』のレコーディングに入ったんですよ。だからこの曲はいいきっかけにもなったし、俺自身すげえいい曲だなって思っています」

―具体的に“伝えたい”事とは??
K「アルバム『ハートビート』の中で核になっている曲がこの『トワイライト』と『ハートビート』って曲なんです。これは後で気付いた事なんですが、この2曲には共通した部分(歌詞)があって、『トワイライト』の“君の出番だよ”っていう部分と『ハートビート』の“今度は君が歌うハートビート”っていう所で伝えたい事が合致してて」
N「な〜るほどねぇ!!」
M「遅いね〜(笑)」
K「で、僕が『ハートビート』を作っている時に考えていたのは、見えない誰かっていう事をずっと考えてて、その人の為に何かこの気持ちを伝えたい、歌いたいっていう気持ちを抱いていたらいつの間にかそれが自分との対話になってて。そいう制作過程も後で聞くと『トワイライト』にもあったと」
M「だから今回本当に詞の書き方が自分でも変わったなぁって。例えばアルバムの中で11曲あれば、11人主人公がいるんですよね。それはその主人公を立てて書いているっつうか。俺は主人公と対話しながら書いてるつもりなんだけど、本当は自分自身と向き合っていたり」
K「この曲を聴いた時に受ける自分と対話しているような感じは、ただこの曲がいいとかじゃなくて、本当に君自身から生まれてくるエネルギーなんだよって。だから今度は君自身が主役であって、君の番だよって。その皆のエネルギーを肯定しているシングルであってアルバムになったと思うんですよ」 ―最初からこういうアルバムにしたいという明確なゴールラインみたいなものがあったのですか?
M「そうですね。最初っからこういう風にしたいっていうのは明確にありました。『トワイライト』に関しても、アルバム『ハートビート』に関しても偶然出来たいい曲っていうのではなくて、やっぱりこれを伝えたいからこういう曲を作りたいっていう、自分達から向かって行って出来たアルバムなんですね。本当に曲のことだけに集中して気持ちだけ先走らないように、凄くクールにやったなというか」 K「意味のない事は何も無いっていうか、アルバム全体でもそうなんですけど、全てにおいて決意があるっていうかね」

―アルバムの曲も全てが秀逸で、素生さんの声の感じが歌によって全く違って聴こえたり、中澤さんや河野さんのコーラスにも工夫がされていたり、聴けば聴く程深みを感じる仕上りですね
M「気持ちはとにかく込めれましたよね。もうその曲を歌ってる時は、曲と俺しかいないような。そいう気持ちにはなれました」
N「今回は割りと僕もハモらせてもらえたんで、やることは全部やろうみたいな。ファーストインプレッションを大切にするというようなスタンスでできたというか。この曲のここだったらこーなるなとか。前作の『ホーム』の時とかは、そういうのはあえて避けて通ったりしてたんでね」

―GOINGの楽曲はどれも凄くピュアなイメージがありますが、その楽曲の大半を手掛ける素生さんの中で在り続ける純粋さと無くしてしまったピュアな部分は?
M「『ホーム』までは無くした無くしたって思ってたんですけど、そういうことじゃなくて“ピュア”っていうのは全然汚れてなくて、透き通ってるものがピュアなんじゃなくて、これは最近気付いたんですけど、汚れながらも傷付きながらもあるものっつうか。正直俺が歌いたいもの、伝えたい気持ちとういうことが一番ピュアかなって。だから俺今一番ピュアだよね」
N「そうかもね」
M「アルバムも今までで一番ピュアな作品だと思ってます。色々自分の嫌な部分を知ったりだとか。何かそーいう現実を直視して目を背けないことが一番ピュアかなという」

―だからこそ、今回のような素晴らしいアルバムが出来たっていう
M「そうですね。そう捕らえちゃって下さい」

―GOINGの才能が全部詰まった感じですよね
M「いいっすね。多分これからGOINGを続けて行く上でスタンダードになったアルバムっつうか。何かのきっかけには絶対になったアルバムだから」

―さて、今後はツアー&学園祭ライブなんかも始まりますが!
N「初めてGOINGがGOINGのメッセージを発信しているアルバムになったと思うので、より多くの人達に聴いて頂きたいです。まだどういうツアーになるかは分からないんですが、凄いいいライブになると思うので足を運んで欲しいです。で、僕らからも春には四国に来れるように頑張りたいと思います」