静岡出身のSHACHIと高知出身のMUSHA×KUSHAが新レーベル“Un-do”を発足！
そこで第一弾リリースとして世に送られるのがMUSHA×KUSHA入魂のNEW AL『ボクとサクラ』。
早速、メンバーに直撃インタビュー！

―MUSHA×KUSHAのバンド名の由来は？MUSHA×KUSHAってどんなバンド？！
「聞き覚えがあるようで、実はつかめない意味と、その響きからでしょうか？百人百様の心象風景を映し出せるバンド・・・でありたいのです。ステージとはある種、バンドと観客を隔てた「鏡」の樣なものですから」

―梅ちゃんはどうして踊っているの？梅ちゃんのポジションを詳しく教えて下さい。
「ステージのセットリストには役割としての「しゃべり＆おどり」と書いたりもしますが、自分的には「世にも奇妙な物語」におけるタモリさんの樣な存在なのかな？とも思います。
MUSHA×KUSHAというファンタジーへのアジテートをするという意味で」

―今回新しいレーベルを立ち上げたとのことですが、いきさつを教えて下さい。
「数奇な運命に導かれて・・・というのは大袈裟ですが（笑）あまり知られてない事実、レーベルメイトのSHACHIとは長いことお付合いさせてもらってたんです。この2バンドでレーベルを立ち上げるのが、シーン全体への謎掛けになるんじゃないか？とは思います。ジャンルのカテゴライズよりも、むしろアティチュードを見たいはずですよね、バンドの」

―5/8にリリースされる『ボクとサクラ』について。作品はどんなコンセプトで制作しましたか？
「1つ1つの季節の移り変わり、その喜びだとか懐かしさだとか切なさとかを確かめながら、また新たに訪れる季節へのナビゲート」

―アルバムタイトルにはどんな意味があるのですか？
「「現実と幻」のシンボルとしての「ボクとサクラ」、絶えず繰り返し入れ替わる「ボクとサクラ」に託したフィクション」

―楽曲的にこだわった部分は？
「実は魔法を掛けているのですが、ギリギリのところで」

―簡単にアルバム収録の楽曲説明をお願いします。
　1.陽炎＝追えば逃げて、逃げれば追う。人間なんてラララ・・・♪
　2.アイナイッテイエソウ？＝ファックのないピースなんか俺ぁ信じね。
　3.サクラ＝咲き誇る花は〜散るからこそに美しい〜♪かっ。
　4.からくり人形言葉なし＝悪夢の樣な現実、現実の樣な悪夢・・・。
　5.花車＝子供っちゅーのは正気の狂気だ。
　6.群青＝戦い続ける世界中の勇気へ捧げます。
　7.内人さーん。＝乗り越えられない壁の向こうにある、見てみたい景色。いや、もっと知りたいのは壁そのものだ。
　8.鬼の目に涙＝悲しみを知らない大人なんてどこにもいやしません。
　9.幻舟＝汚れる事をおそれないで。濁りゆく川の中でも泳ぎ続ける魚の様に・・・。

―完成してみてアルバムの仕上がりはいかがですか？感想をお願いします。
「カーステで1人で聴いてたのですが・・・泣いてしまいました。楽曲が作り手の思惑から離れ、1人歩きした感じです」

―アルバムリリース後はSHACHIとの2バンドで全国70箇所というロングツアーを開始
されますが、ズバリ、どんなライブにしたいですか？　またその意気込みを！
「移り変わる季節の中でもスペシャルな一日、忘れられなくしてやります。“お楽しみはこれからだ!!”」