ZEROHOUR
interview
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松山発インディーズバンドに、こんなスゴイ潜在能力を持ったヤツらがいた!地方発信のバンドが増える中で、四国から自信を持って、いや誇りを持ってプッシュできる、そう、彼等ZEROHOUR。前作から約2年のブランク、その間には様々な心境の変化や、経験…その集大成がAL『AMAZING SITE』。まさにサウンドの玉手箱というべき、アプローチの数々。とにかく聴いてビックリ、なめてかかると大変なことになりますよ!キャンペーンを兼ねて高松を訪れた彼等。アルバムを中心にインタビュー決行!
―イデリュウさん以外、メンバー3人がご兄弟なんですよね?珍しくないですか?
もともとバンド結成のいきさつは?
SHINYA(以下SH)「弟の僕らが兄貴が音楽をしているのを見て、音楽をやり出したようなものですね。一番最初っから僕と兄貴が一緒にやってて、メンバーがちょとずつ変わって…全然今とは違うバンドだったんですよ。それでまぁ弟が、家にあったベースをちょこちょこ弾いてたもんで、お前ベースやれよって感じで。」
SHOWGO(以下SW)「メンバーが他にいなかったので…というのが兄弟3人でやる一番のきっかけですかね。」
―結成は97年という風に伺っているんですが、その当時はじゃあ今のメンバーではなかったわけですよね?
SW「その時ギターは僕が弾いてて、ヴォーカルは別でいたんですよ。」
―結構入れ代わりはあったんですね。気になってたんですけど、ZEROHOURってどんな意味があるんですか?
SW「攻撃開始とか…戦争用語なんですよ。でもね、最近アイドルの写真集のタイトルがZEROHOURやったり、変なところでよく使われていますね。」
SH「マジで?!でも『こち亀』の話のタイトルにもあったな。」
―意外といろんな所で使われてるんですね。(笑)でも、元々そういった攻撃的なバンド名にしたかったんですか?
SW「うーん。ま、それもあったんですけど、Zで始まるバンド名にしたかったんですよ。それでいろいろ辞書で調べたりして…決めたんです。」
―なるほど…で、9/30には待望のNEWアルバム『AMAZING SITE』がリリースされるわけですが、『AMAZING SITE』この言葉にも何か特別な意味合いが…?
SW「これは結構深いんですけど。先行でシングルが出てるんですけど…そっからもう始まってて、2曲入りだったんですけど、どっちにも『AMAZING SITE』っていう言葉が出てくる仕組みになってるんですよ。カップリングの曲は今回のアルバムには入ってなくて、そっからアルバムに投げかけているんです。地球を差しているんですけど。僕の中では『AMAZING SITE』=地球なんです。今の世の中を差していて、それは多分歌詞を読んでいただければなんとなく分かると思うんですが…。」
―うーん。深いですね…。アルバム聞かせていただきました!凄い快心作だと思うんですが…。サウンド的にはいろんなアプローチがあって、ZEROHOURっていうバンドのアイデンティティが凝縮されているっていうか。音楽性はとにかく前とはガラリと変わってきてますよね?
SW「そうですね。サウンド的には。その辺はどうですか?」(SHINYAの方に向って)
SH「相当でもあのアルバムでは遊んでますよね。遊んでるっていうか、うん。」
―とにかくこれだけのものを見せ付けられると、やっぱり聴く側としてはヤラレタ!って感じですよね。
SW「どーですかね?そこは賛否両論になってくると思うんですけど、僕ら的にはもう100%出しきってるんで。してやったりって感じですね。まぁ、色々言われるとは思うんですけ、現時点では あれが僕らの100%なんで。」
―それは、やはり現時点での自分達の位置の確認であったり、これからへの一歩というか…。
SW「はい。こういう感じのアルバムってメジャーでは絶対ありえないっていうか、インディーズのバ ンドでもそこまでやってるバンドってなかなかいないと思うんですよね。そういった意味で、今回 のアルバムはZEROHOURのオリジナルスタイルでできたかなと。色々やりたいっていうのは僕の中であったんですけど、出来上がってみたらこうなってたって言うか。自然にできた感じですね。」
―実際できあがってみて、どうですか?
SH「アルバムの感想とは少し違うんですけど、今までよりも単調なリズムが増えたんですよ。それで結構できるのかなっていうのはあったんですけど、最近ライブをしててそれが馴染んできたというか…だからまた違うリズムも叩けるようになりましたね。」
SW「僕は、過去に比べて断然歌唱力が必要とされたので。まえは結構シャウト一点張りみたいなのがあったんですけど、それで苦労した部分があったし、録り終えても、やっぱりもっと唄を勉強しないといけないなと…。反省点はそこですけど、でもアルバム自体は最高にいいものができたので良かったかなと。」
―そしてそのアルバムを携えてのツアーも始まりますが…。
SW「そうですね。常に僕はライブの前って凄く緊張するんですよ。だから今回もいい緊張感を持ってのぞみたいですね。」
―10/30松山サロンキティではBRAHMANのオープニングアクトとしても出演が決定しているんですよね。
SW「コーヒーくらいおごって欲しいなぁ…。コレは冗談ですよ!(笑)はい。凄くいい機会だと思うんで…、BRAHMANを見に来たお客さんに少しでも僕らの存在や、曲を覚えて帰ってもらえたらなと思います。いつも通り僕らはやるだけですけど。」
SH「ライブでBRAHMANに勝ちたいです!(笑)」
SW「勝つ?ふはははは。」
ジャンルの枠を全く感じさせないAL『AMAZING SITE』。豪華なゲスト陣を迎えた全13曲は、まさに捨て曲ナシ!ALで味をしめたら、是非ライブでも彼らのロックスタイルを堪能してみて!

NEW AL『AMAZING SITE』NOW ON SALE!
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LIVE |
10/26(金)松山サロンキティ w/T.K.N、宇頭巻、BOKUTOH、666
10/27(土)徳島ジターバグ
10/28(日)高知キャラバンサライ
10/30(火)松山サロンキティ w/BRAHMAN
11/ 3(土)高松イマジン w/パノラマアフロ、FORTLESS、BOLT |
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